コロナショックにより株式市場は今も大荒れが続いています。世界経済のに及ぼす影響はリーマンショックを超えると予想もちらほら出ています。
確かにウイルスの恐怖は、終息の目途が立ちずらく、国境閉鎖、外出禁止など経済活動も麻痺しています。
私には、これから世界経済がどうなるのか、株式市場はどうなるのか、予想すらできません。
このまま、リーマンショックと同等もしくはそれ以上のショック相場に陥いる可能性が高いと判断し、3月10日に、CFDとETFをすべてのポジションを損切りしました。
今後もCFD自動売買を続けるためにも、いったん現金を確保し、また再スタートしたいと思います。
日経225CFDの損切り
日経225CFDの自動売買では、約30%の下落を想定し、日経平均が16,000円までの下落に耐えられる設定で始めた自動売買でした。
もし、損切りせず継続していたら、現時点(3/18)では、まだ1本のポジションが損切りされている程度です。かなり余裕を持って運用していたつもりでしたが、想像を超える短期間での下落に精神的に耐えられず、一括損切りを実行。
3/10に全ポジションを損切りしたことは、もしかしたら間違いだったかもしれません。数年後にそれはわかることでしょう。
【損切りによる確定損失】
日経225 | 【18,945】で損切り |
23,400 | -44,550 |
23,200 | -42,550 |
23,000 | -40,550 |
22,800 | -38,550 |
22,600 | -36,550 |
22,400 | -34,550 |
22,200 | -32,550 |
22,000 | -30,550 |
21,000 | -20,550 |
20,500 | -15,550 |
20,000 | -10,550 |
19,500 | -5,550 |
合計 | -352,600 |
FTSE100CFDの損切り
FTSE100CFDの自動売買では、約25%の下落を想定し、FTSE100が5400までの下落に耐えられる設定で始めた自動売買でした。
FTSE100は3/16に4833まで下落しているのです。おそらく今後、さらに下落するでしょう。
こちらは下落幅を25%と甘めに設定していたので、もし継続していたら今頃10本すべてに損切りが発生していました。
【損切りによる確定損失】
FTSE100 | 【5,905.5】で損切り |
7,400 | -20,098 |
7,350 | -19,426 |
7,300 | -18,753 |
7,250 | -18,081 |
7,200 | -17,408 |
7,150 | -16,736 |
7,100 | -16,064 |
7,050 | -15,391 |
7,000 | -14,719 |
6,950 | -14,046 |
合計 | -170,722 |
ETFの損切り
トライオートETFの自動売買では、ナスダックトリプルは60%、それ以外は約30%の下落に耐えられる設定で運用をしていました。
損切りまでは、少し余裕があったのですが、続けていく自信がありませんでした。
【損切りによる確定損失】
銘柄 | 【5,905.5】で損切り |
S&P500 | -65,041 |
ナスダック100トリプル | -48,468 |
金融株 | -67,818 |
公益事業株 | -3,011 |
一般消費財株 | -35,998 |
合計 | -220,336 |
今回の損切りでわかったこと
過去の相場を参考にして、30%の下落を想定して自動売買を運用していましたが、実際に損切りラインに近づいてくると恐怖で怖くなってしまう自分を再確認しました。
これはやはり運用資金に対してリスクを過剰に取りすぎている結果です。
今回のような一括損切りは、私の中では「やってはいけない失敗パターン」です。
本来ならば、少しづつ損切りして、自動売買を継続しなければならなかったのです。
自動売買の設定範囲を超えて下落していっても、資金を追加して自動売買を追加していく勇気も出ませんでした。
今後の改善点
- 損切りラインまで下落してもパニックにならない設定にする
- 設定範囲は広くし、損切りラインまで自動売買が継続できる設定にする
損切りを設定していも、精神的に耐えられないようでは機能しません。パニックにならない運用設定の大切さを思い知らされました。
それと、必要資金を節約するために、設定範囲を小さめに運用していましたが、実際に設定範囲を超えて下落した場合に対応ができませんでした。最初から損切り価格まで自動売買を設定するくらいに余裕がないとダメだと実感。
損切りによってある程度の現金は確保することができましたし、少しづつ精神的にも落ち着いてきました。
冷静にしばらく相場を様子見して、設定を練り直し、再度スタートしたいと思います。
今後も退場することなく運用が継続できるようがんばりましょう!